5月26日(日)、不動尊公園キャンプ場にて【まるもりHARENOBAまるしぇ vol.5】が開催されました。
今回は「防災」をテーマに取り上げています。
芝生エリアで行われた防災イベントは、まず最初にインストラクターの阿部さんによる「防災に役立つギア紹介&防災クッキング」。
キャンプギアであるランタンやシェルフの種類や、それぞれの使い勝手などをご説明いただきました。
テントの立て方も実演いただきました。
天気が変わる事もあるキャンプ、雨や風に対する立て方のポイントなど参考になるお話でした。
被災された方の実体験から、暖かいものが食べたいという時におすすめの、キャンプギアを利用したクッキングのご紹介。
心身ともに疲労しているような状況ですと、暖かい食べ物がもつエネルギーはとても大切ですね。
続く防災イベントは、被災した丸森町・新地町から実際に被災されたお二人からお話を聞きます。
まずは語部・川上照美さんによる、東日本大震災のご自身の体験のお話。
発災した時の情報であったり、その時どういう事を考えていたのか、それによって取られる行動など。
新地町で実際に十数メートルの高さの津波を目撃した時、頭の中がどういう状況になったか。
実体験によるお話は、聞いている人への今後の心構えになるものでした。
続きましては記憶に新しい令和元年東日本台風で、ご自身も被災された宍戸克美さんのお話。
日頃から丸森の地質・地形に関心を持っていた宍戸さん。
発災の際にも自身の居住地の流域・その源流になる筆甫地区の雨量計を確認していて、早くに避難を開始したそうです。
その経験から、現在はそれまでの行政区ごとの避難指導を越えて、流域ごとの避難計画というものが大切になってくるとお話いただきました。
いつ起こるか分からない・いつも起きているわけではない、そんな災害について今日のように気軽にお話が聞ける場というのはとても大切ですね。
この芝生エリアでは、他にはヨガ体験も実施されました。
自然の中で、ゆるゆる・のびのびで参加された方はすっかりリラックスモード。
駐車場エリアでは、災害復旧に活躍する重機の体験と、
悪路走行に強いジムニーのご紹介。
この日はなんと、10分100円で試乗いただけたそうです。
そして緑と木漏れ日の中での多くの参加店によるマルシェ♪
木々の影にもお店がある、そんな散策とお買い物を楽しめる他にはない空間です。
「水とみどりの輝くまち」が実感できるこのロケーションで、今回も盛況なHARENOBAまるしぇでした!
@まと