丸森町には、お蚕さまを育てて、
絹(シルク)繊維のもとである
「繭」を育てる養蚕農家さんが、5名いらっしゃり、
6~10月頃にかけて養蚕業に励まれております。
今日は今年はじめての春繭の出荷日。
暑い日も雨の日も手間を惜しまず
大切に育てたお蚕さまがつくった美しい繭は、
群馬県の製糸工場へ旅立ちました。
丸森町では、養蚕農家さんが生産する繭を
ネズミから守ってくれる「猫」を大切にして
「猫神さま」として崇められてきました。
最近は、猫好きな皆さまをはじめ、
地域の歴史・文化にご興味ある方も
「猫神さま」ファンになっていただいておりますが、
日本の絹文化を守り続ける
養蚕や、養蚕農家さんたちの尊い存在も
「猫神さま」を通して、知っていただけたら嬉しいです。
@りん