鹿島神社の創設は古く、平安の初め、貞観8年に出された『日本三代実録』の中に『常陸国鹿島大神の苗裔神伊具郡に一社』と記録されていますが、これが現在の鹿島神社と見られています。
この神社では馬に乗らないで人が弓を引く「奉射祭」(やぶさめ)が毎年第2日曜日に行なわれています。
小斎伝統 奉射祭(やぶさめ)
寛永20年(1643)小斎佐藤家4代領主清信公が初めて奉射祭を行わせ、その後13代恒信公の代まで224年続きました。明治維新を迎え明治9年まで中断し明治10年に復活するも、平成3年に復活されるまでも何度かの中止と復活を繰り返しました。
弓氏10名が前日より精進潔斎をし、神的神事から始め、大的射礼、かりがね的射礼が行われます。一年の天候を占い五穀豊穣・地区の安全を祈願する祭りです。
※まるもり歴史散歩引用