阿弥陀堂

名所 筆甫

慶長17年頃、キリシタンの武士、東海林備後が一族で筆甫に移住して来ました。製鉄術を村人に教えたり、仙台藩に功があり、幕府のキリスト教徒迫害が強くなってきても仙台藩は、しばらく捕らえずにいましたが、寛永15年東海林一族は捕われとなりました。

東海林備後は現在ここに住む庄司氏の先祖で、マリア観音を礼拝するために屋敷の裏山に阿弥陀堂を建てました。仏像、阿弥陀像など数体がまつられ、付近の人の話しに、かつて子どもを抱いた観音像があったといいますが、どれがマリア観音か、現在は分からないといいます。

施設情報

名称 阿弥陀堂
所在地

〒981-2201 宮城県伊具郡丸森町筆甫 MAP

TEL 0224-76-2111(筆甫まちづくりセンター)