山頂に「羽山神」を祀り、
地元で「羽山さん」という愛称で親しまれている山です。「羽山神社」社殿の裏手西側の小道を下りて行くと
(断崖で柵など無いので注意が必要です)
「天狗の相撲取り場」と呼ばれる奇岩(花崗岩)があり、天狗が荒修行をした場所と伝えられています。
地元で「羽山さん」という愛称で親しまれている山です。「羽山神社」社殿の裏手西側の小道を下りて行くと
(断崖で柵など無いので注意が必要です)
「天狗の相撲取り場」と呼ばれる奇岩(花崗岩)があり、天狗が荒修行をした場所と伝えられています。
山頂の東側からの眺望は季節問わず美しく、丸森の集落や鹿狼山も望めます。
山頂には風情ある木造の社殿と、木造の鳥居があり歴史を感じさせます。
地元の皆さんが材料を担いで登り、自分たちで建てたそうです。
三角点は羽山神社から、南に100mほど離れた少し高い場所にあります。
登山道は3箇所あります。
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〇北側(南平)「鎌倉山登山口」
所要時間:片道60分位
駐車できる場所:鳥居周辺に3-4台可能
〇東側(佐野)「羽山登山口」
所要時間:片道60~90分位
駐車できる場所:佐野生活センター前に駐車スペースあり。
〇南側(黒佐野)登山口
所要時間:片道45分位
駐車できる場所:鳥居周辺の原っぱに駐車スペースあり。
=「羽山神」の言い伝え=
昔、亘理の金持ちの家に、人一倍働き者の心優しい飯炊き女がいた。
ある大凶作の年、飯炊き女が、日頃自分が蓄えてきた米、麦を村の人々に分け与えた。
これで多くの村人が飢えをしのぐことができたが、
自分の食べるものまで分け与えたので、女は死んでしまった。
この時、遠くから白い雲が下りてきて飯炊き女を乗せ、南の方に飛んでいった。
村人たちが追いかけて行くと、大内の鎌倉山に下りたので、
この山を作物の神「羽山様」として祀るようになったという(一部省略)」
昔、亘理の金持ちの家に、人一倍働き者の心優しい飯炊き女がいた。
ある大凶作の年、飯炊き女が、日頃自分が蓄えてきた米、麦を村の人々に分け与えた。
これで多くの村人が飢えをしのぐことができたが、
自分の食べるものまで分け与えたので、女は死んでしまった。
この時、遠くから白い雲が下りてきて飯炊き女を乗せ、南の方に飛んでいった。
村人たちが追いかけて行くと、大内の鎌倉山に下りたので、
この山を作物の神「羽山様」として祀るようになったという(一部省略)」