国道113号を金山から大内に入ると、「七夕(たなばた)」という珍しい地名の集落があります。この集落の中央高台に祀られているのが、”七夕神社”です。
由来として、
「今から600年前、この地に七重という万芸に秀でた美しい娘が住んでいました。特に機織は上手で、神業といわれるほどきれいに仕上げ、人びとの信望も厚かったようです。七重は、北向かの集落の牛飼いの男と相思相愛の仲でしたが、年に一度会うのみで、生涯結ばれることなくこの世を去りました。後に事情を知った村人は、七重を機織の神として祀り、”七夕神社”と呼ぶようになりました。
(丸森町の文化財 第31集「まるもり歴史散歩」より抜粋)
御朱印
七夕神社は無人の神社のため、通常時の御朱印は下記の場所での頒布となります。
《2種類 各500円》