
2025.3.21
イベント
「幻の名品『金山紬』ミニ企画展」3/30まで!
「幻の名品『金山紬』ミニ企画展」が
丸森歴史資料館「まるもりふるさと館」で、
3/30(日)まで開催中です!

かつて全国で養蚕が盛んだった頃、
ここ丸森町にも桑畑が広がり、
繭、絹糸などの生産が行われていたそうです。
仙台平の原料となる本吉地方産の絹糸が、
「奥仙」と呼ばれたのに対し、
丸森町のある伊具・亘理地方の絹糸は、
「南糸」と呼ばれていたとか。

現在、旬野菜や、丸森土産を販売している
「丸森物産いちば八雄館」は
明治時代に八巻雄三郎氏が開いた、
蚕種製造所「八雄館」があった場所!
丸森町金山地区で生産されていた絹織物「金山紬」。
1719年の書籍では、仙台藩の名産品と紹介されており、
仙台藩から幕府の役人への贈り物
として用いられていたそうです。
そのような、
時代の流れの中で、姿を消していった幻の名品。
長らく詳細が分からなくなっていましたが、
昨年(令和6年)、金山紬の貴重な資料が、
所有されていた方から丸森町に寄贈されました。

小さいスペースではありますが、
当時の様子を語る、
昭和20年代に書かれた小学生の作文や、
貴重な縞帳などが展示されています。
なかなか見ることができない「金山紬」の資料。
この機会にぜひお立ち寄りください。

@りん
金山紬の向かい側には、
養蚕をはじめ、丸森の特産物をご紹介する展示もありますので
合わせてご覧ください!

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
「幻の名品『金山紬』ミニ企画展」
期間:~3/30(日)※月曜定休(祝日の場合は翌日休)
開館時間:10:00~16:00
場所 :丸森歴史資料館「まるもりふるさと館」
料金:入館無料
問合:丸森町教育委員会 生涯学習課(0224-72-3036)