
丸森の暮らしに触れる「神楽体験」☆
丸森町に興味を持ってくださった関東圏の方を
まるもり移住・定住サポートセンター「じゅーぴたっ」さんが
町内案内されるなかで、
「まるもり宿泊・体験ガイド」を見てくださり、
まるもり宿泊・体験ガイド-1024x721.jpg)
丸森体験の一環として、
町指定無形民俗文化財にもなっている神楽と
シルク和紙の紙すきを体験くださいました♪
今回は、ご一緒させていただいた
神楽体験をレポートします!
町内に残る神楽のなかで
3団体さんに神楽体験をいただいているのですが、
今回は、受け入れてくださったのは、
大内山伏神楽保存会さんです。

はじめに
丸森に伝わる神楽のことや、
山伏神楽保存会さんたちが
各家をまわりながら、神楽を舞いご祈祷されている様子を
コンパクトにまとめた動画を視聴。

そのあと、
実際に使っている獅子頭や御面、囃子道具に触れる体験!

長年使われてきた趣ある木彫りの御面。
顔に当ててみると、目の穴が小さい!!
この狭い視界で、
あの軽やかな演舞をされているか!
体験者のお二人も驚かれていました!

獅子頭もおいても
銅幕に包まれ、身動きしづらいなかで、
それなりの重さのある頭を片手で持ち、
もう片手で、口や耳を動かすことを考えたら
ただただ感嘆するばかりです。

神楽を舞うのに欠かせない
お囃子の道具の実演はもちろん、
教えていただきながら、
実際に笛を吹いたり、太鼓を叩いたり、
一緒に演奏させていただく場面も!

ベテランの神楽の皆さんにお話を伺い、
交流できるだけでも貴重な体験ですが、
こうやって、ともに音を奏でることができるなんて
忘れられない思い出になりますよね。

山伏に関する少し専門的な言葉や
かつて暮らしに寄り添う存在でだった
信仰精神を表すものもあり、
今まで暮らしてきた環境と、
地域柄・風習・文化などが異なる方には
難しく感じることがあるかもしれませんが、

丸森で継がれてきた
皆さんの暮らしぶりや想いを感じられる
とても貴重な体験であり、
現代では、忘れがちになってしまう
目に見えない大切なものにも
気づかされる場でもあるなと思いました。

代表的な丸森の観光情報などでは
なかなかお目にかかれないようなコンテンツ・日常のなかにも
丸森の魅力がたくさん隠れています。
「まるもり宿泊・体験ガイド」に載っているような
多様な体験等が、
その魅力を知っていただく、きっかけになったら嬉しいです。

縁側から射し込む柔らかな光。
終始、穏やかな時間が流れていました。
@りん