2024.1.15
体験

今年も熱い!筆甫のたたら製鉄

新年明けまして二週間、本日は筆甫地区で今年最初のたたら製鉄が行われました。


お昼前にお邪魔したところ、炉から燃え上がる炎はすごい勢い。
熱気は少し離れた場所にまで伝わってきます。


炉の上部から砂鉄を入れ、続けて炭を入れます。


これを30回ほど繰り返すそうですが、炉の中の量が適度に減ったら入れるタイミングになるそうです。
決まった時間でないので、炉の状況は注視していなければならないのですね。


筆甫地区には、この砂鉄から作った鉄を仙台藩に年貢として納めた歴鉄があります。
そんなたたら製鉄の伝統を復活させてから今年で22年目を迎えます。

火を扱い、人類の発展に欠かせなかった鉄を生み出すこの技術。
それらを自分たちの力で少しずつ進めてきたこの年月は、とても重いものですね。


とはいえ、終始なごやかなこのたたら製鉄場。
この時もイノシシの骨つき肉のバーベキューで、賑やかな昼食の時間を過ごされていました♪


そして冬の筆甫といえばへそ大根!
暖冬ではあってもやはり筆甫の夜はしっかり冷え込んで、へそ大根の生産も順調だそうです。


今回、出来上がった鉄を取り出す時までは居られなかったのですが、今年もたたら製鉄は4回実施する予定です。
今年最後となる9月だけは、日程が下記のように予定されていますので、ご注意ください。

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『たたら製鉄』実施日
≪1月≫ 第2日曜日
≪4月≫ 第3日曜日 ※ウバヒガン桜がある薬師堂の祭典日
≪7月≫ 第1日曜日
≪9月≫ 第2日曜日 ※2024年は9月1日(日)に実施予定

おまけに、Xにも上げた炉からの炎。
龍のお姿が現れたかのようだったので、縁起が良いかも?

@まと