金山神社で
『夏越大祓祭(なごしおおはらえさい)』
が行われました。
家内安全、心身堅固、交通安全などを願い
ずっと昔から金山地区で受け継がれてきた神事とのことです。
氏子さんたちが、次々と
立派な109段の石段を登っていらっしゃいました。
社殿前に設置された、
茅で編まれた輪をくぐります。
これをくぐることで、
心身を清め災厄を祓い、無病息災などを祈願するものとして
日本各地で行われてる風習ということですが、
丸森町で行われているのは、聞いたところでは、
ここ金山地区だけでのようです。
くぐり方にも作法があるそうで、
まずは、茅の輪の正面でお辞儀して、
輪をくぐったら左に回って正面に戻り、
次は右回り、
もう一度、左に回り、
最後にまた輪をくぐって、社殿に向かいます。
参拝にいらっしゃる方が手にされていたものは「大祓形代」。
人の形をしたお札に名前などを書いて納め
宮司さんに祈祷してもらうそうです。
おじいちゃんと一緒に参拝にきたお子さんがいたり、
お世話役の方々も若い方がいらっしゃり、
このような伝統や風習が
地域の皆さんで代々守り継がれていることは
本当に素晴らしいことですね。
境内が華やぐようにと、
地域のお母さん方で飾られたという七夕飾りも
とてもキレイでした。
@りん