大内地区・七夕集落にある
「諏訪神社」で春の例大祭が執り行われました。
かつては、金山、伊手、大内三ヶ村の総鎮守だったそうで、
藩政時代は盛大な祭典が行われ、
流鏑馬が行われていたとも言われているそうです。
奥の本殿は、
伊勢神宮に代表される古い神社建築様式「神明造」。
本殿の柱を石を支える造りも珍しいとのこと。
丸森町の有形文化財に指定されています。
祭事では、宮司による神事後、
地域住民みなさんに頒布される
祈祷された御札が手渡されました。
元和元年(1615年)に信州諏訪神社より分祀されて以来
代々地域の皆さんによって守り継がれてきた神社。
木々の合間からこぼれる光や
本殿、拝殿の厳かな雰囲気など、
訪れるたび、神聖な空気を感じるのは自分だけでしょうか。
境内右側には、石碑も。
山神さまや、蚕神さまの碑も。
鳥居の左側にある諏訪神社の由来が記された碑の裏手には
猫神さまもいらっしゃいます。
見事な石段脇のところどころに
可憐なスミレも咲いていました。
帰路の途中、
同じ集落に鎮座する「七夕神社」にも寄ると、
お月さまとお星さまがマークが目を惹く
石祠の隣の立派な椿の花が満開。
神社に彩り添えていました。
@りん