丸森町の歴史を学べる資料館「まるもりふるさと館」にて、
ミニ企画展
「帰ってきた青い目の人形展」と、
「中島家廟所文化財指定記念展」が開催中です。
「青い目の人形」とは、1927年にアメリカ人宣教師のシドニー・ルイス・ギューリック博士らによって日本全国の小学校・幼稚園などに配布された人形です。
日米親善の証として贈られた人形たちは「友情人形」とも呼ばれ、丸森町にも数体送られた記録が残っていますが、実物が残っているのは2体のみです(画像左の2体)
そのうち金山地区にあった1体は、令和元年東日本台風で被災をし、この度修復が終わり町へ帰ってきたことを記念した展示となっています。
合わせて行われている「中島家廟所文化財指定記念展」では、1584年の伊達氏と相馬氏の争い(天文の乱)で功績をあげ、金山城主となった中島家の廟所が令和4年に丸森町の新しい史跡指定を記念した展示となっています。
金山図書館で発見された系譜や、七十七銀行の創立にも関わった14代目のお写真などと合わせて中島家に関する貴重な資料が展示されています。
どちらも普段は見られない展示となっていますので、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?
令和5年度まるもりふるさと館ミニ企画展
「帰ってきた青い目の人形展」
「中島家廟所文化財指定記念展」
【開催期間】開催中~12月24日(日)
【開館時間】10:00~16:00 ※月曜休館(祝日の場合は翌日)
【入館料】無料
@とみー