本日から小斎まちづくりセンターにて、写真展「小斎伝統 奉射祭 ３０年の軌跡」が始まりました。
奉射祭（やぶさめ）は残念ながらこのコロナ過において3年連続で中止となりました。
しかし地域の方からは伝統を絶やさないためにも、何か行事を行いたいという声が上がったそうです。
そこで「写真を楽しむ会」さまが長年撮りためていた奉射祭の写真を、今回写真展として展示する事になったそうです。
小斎の奉射祭は馬に乗りながら矢を射るものではなく、歩射で行われます。
奉射祭のねらいは、年頭にあたって一年間の天候を占い、五穀豊穣と地区内の安全を祈願すると共に、武術の錬磨及び精神鍛錬を目的としたものと思われます。（小斎伝統 奉射祭 平成29年3月 開催資料より引用）
会場の大ホールには、かなり昔に撮影された写真も展示されています。
奉射祭は時代の流れの中で幾度かの中断の時期がありましたが、このように地域の伝統して現在まで伝えられています。
今回は奉射祭の記録映像も製作され、27日に上映会があるそうなので、展示写真とともにご覧になってみてください。
写真展
小斎伝統 奉射祭 ３０年の軌跡
期間：令和4年3月24日（木）～3月31日（木）
時間：午前9時～午後5時
（土日は午前9時～午後3時。31日は午後1時まで）
場所：小斎まちづくりセンター（宮城県伊具郡丸森町小斎山崎６３）
奉射祭 記録映像上映会
3月27日（日）に4回上映（約20分）
①10：00～ ②11：00～ ③13：00～ ④14：00～
主催：小斎振興協議会・小斎奉射祭保存会
協力：写真を楽しむ会
＠まと
