丸森和紙で自分の卒業証書を作る、丸森小学校ではそんな取り組みを長年続けてまいりました。
ふと思い出しましたが、私がこの和紙漉きを初めて見たのもちょうど6年前。
つまり今回和紙を漉くのは、当時丸森小学校に入学したばかりの生徒さんたち。
一人でそんな感慨にひたっていましたが、生徒さん達は懸命に和紙漉きに取り組んでいました。
水の中に腕をくぐらせて感じる冬の仕事の厳しさ。
手漉き和紙工房 宍戸さんが守り続けている、丸森和紙の伝統の重さを感じ取るのではないでしょうか。
丸森小学校や町内の小学校は3月で閉校となり、4月からは2校へと再編されます。
時代の流れによって変わってしまう事もありますが、今までの地域の伝統がこれからも教育の場に受け継がれていくと良いですね。
@まと