先日、阿武隈急行の丸森駅にて車両の搬出作業が行われました。
搬出されたのは、昨年12月13日にラストランを迎えた、8100形1号車。
全線開通した、1988年7月1日から運行していたもっとも古い車両だそうです。
搬出のため作業員の方が手際よく吊り上げるためのロープを掛けていきます。
ふわりと浮いた車両は、長年親しんだ線路を離れ、運搬車の上へ。
寸分の狂い無く着地させていく様は職人技。
事前に告知があっての作業ではありませんでしたが、様子に気づいた近隣の方と固唾をのんで見学。
今回の車両はリサイクルされることはなく、解体になるということです。
長年阿武隈川沿線の生活の足となって頑張ってくれた車両に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
馴染み深いカラーリングの8100形は無くなってしまうのかと心配になりましたが、
現役の車両もまだまだあるとのこと!
新型車両も増えてきていますが、やはり阿武急と言えばこの色だな~と改めて感じたのでした。
@とみー