NPO法人あぶくまの里山を守る会さん主催の
『柿渋&タンニン鉄づくりワークショップ』お邪魔してきました♪
今回つくる「柿渋」は、
未熟な青い柿の絞り汁を発酵・熟成されてつくる液体で、
撥水性・耐久性・防虫・防腐などに優れていることから
番傘、漁網、木&竹&和紙籠の補強、建材などなど
日本では昔から塗料、染料、民間薬などとして
親しまれてきたそうです。
まずは、柿渋の果汁を搾るために
みんなで柿をすり下ろします。
手まですらないように、軍手をつけて。
ゴリゴリ。
このすった果実を搾って、
ペットボトルに入れて発酵させるそうです。
今回は、柿渋だけでなく、
柿渋に含まれる「柿タンニン」と鉄を反応させる
「タンニン鉄(鉄ミネラル液)」づくりにも挑戦!
瓶に、鉄繊維のスチールウールたわしと水を入れ、
そこに絞り汁を少し入れて振ります。
するとみるみる赤紫色に!
最後には真っ黒になるそうです!
その真っ黒になるものが「タンニン鉄」で、
野菜作りや、染色などにも利用できるそうですよー
渋柿でつくる干柿が有名な丸森町。
「柿渋」も、身近にある自然の恵みを生かした資源として、
先人の知恵を受け継ぐとともに、環境問題の観点においても、
大切にしたい文化ですね。
そのような活動を実直に続けていらっしゃる
NPO法人あぶくまの里山を守る会さん。
いつも貴重な学びの場をありがとうございます!
@りん