かつて日本の主産業として栄え
経済や近代化を支えた「養蚕・蚕糸業」の伝統を
守り続ける養蚕農家さん。
丸森町には、今も5軒いらっしゃり、
年5回行われる養蚕が今年もついにはじまりました!
一番最初のこの時季のお蚕さまは「春蚕」と呼ばれます。
種から孵化し、2週間弱ほどの小さなお蚕さまが養蚕農家さん達のもとへ。
※虫さんが苦手な方ごめんなさい。。
昔、大張地区で、繭の出荷場所になっていた場所が
今は配蚕場所になっていますが、
この日は、同大張地区内にあり、
繭の豊作を願い建立されたという「蚕玉(まゆだま)神社」へも伺いました。
建立されたのは、
紀元2596年と記されており、昭和11年頃のようです。
石碑には、個人名や村の名前が彫られていました。
猫神さまと同じように、稲作とともに、生活を支えた養蚕を
崇高していた歴史を伝える大切な文化財ですね。
今年も良い繭がたくさんできますように。
合掌。
@りん