去る3月7日の事でしたが、上滝十二神楽保存会の皆さまによる疫病退散の舞いが上滝地区にて舞われました。
まず保存会の皆さまは愛敬院にてご祈祷を受けました。
上滝十二神楽は愛敬院に伝わる修験神楽で、法印神楽ともいわれています。
そこに伝わる「暴れ獅子舞」は、疫病退散を祈念する舞であります。
今回、長く続く新型コロナウィルスの収束を祈念して、愛敬院~石羽古碑街道の各所で舞われました。
ちょうど休み明けからのオープンとなった不動直売センターさんの前で、今年一年何事もなく営業できますようにと祈念の舞い。
昔はお正月の頃に、厄年の方のお宅に伺ってこの暴れ獅子舞を舞って厄払いをされていたそうです。
当時を知る会長さんは、神楽を奉じながらもとても懐かしそうでした。
獅子の勇猛なお顔が、舞うたびに表情が変わるような神楽でございました。
そんなお顔に驚いて、世界中の新型コロナが退散してくれる事をお祈り申し上げます。
@まと(photo by りん、まと)