約400年の歴史を誇る「丸森和紙」で、
丸森小学校の6年生が、
今年も手づくりの卒業証書づくりに挑戦しました!
手漉き和紙工房 宍戸さんの工房で、
宍戸さんが栽培している和紙の原料「楮(コウゾ)」と、
トロロアオイの根の粘液を溶いた冷たい水に型枠を入れて
先生の手つきを真似ながら、そっと漉きあげます。
昔ながらの道具を使いながら1枚1枚漉きあげ、
漉いた和紙を慎重に重ねて、
均一に力を加えて、丁寧に脱水していきます。
卒業証書と同じ要領で
ハガキサイズの和紙づくりにも挑戦♪
こちらは宍戸さんの奥様が先生。
「手前に漉くんだよ」「みんな手つきがいいね」
温かい子ども達へのエールにほっこり。
冷え込んだ朝を迎えた今日。
手を入れる水はさぞ冷たかったことでしょう。
普段触れている紙の原形(和紙)ひとつ作るのに
これだけのご苦労があることを
自分達で体感できることは本当に貴重なこと。
地域の誇るべき紙漉きの技術に触れた今日のことを
卒業証書を見るたびに思い出してくれたら
嬉しいですね。