新年も早くも5日目、手漉き和紙工房宍戸さんでは、恒例の和紙の初漉きが行われました。
まずは神事を執り行い、良い和紙が漉けるように祈念いたします。
原材料になる楮(こうぞ)とトロロアオイを水に入れて混ぜていき、準備が完了。
ここから1枚1枚、真剣な面持ちで和紙が漉かれていきます。
作業の合間、あまりの水の冷たさにはにかむ場面もありました。
年末からとても冷え込んだため使用している湧き水も一段と冷たいようでしたが、思いがけない宍戸さんのほんわかした一面に、こちらの気持ちはほっこりとしました。
昨年は新型コロナウィルスの影響もあり、和紙のお求めもとても減少したそうです。
今年はなんとかコロナが収まって、多くの人に丸森和紙を手に取って頂きたいと話されていました。
この日は庭先に1本だけ植えてあるトロロアオイにも雪がかかっていました。
まだまだ厳しい寒さが続いていきそうですが、そんな冬でも伝統を粘り強く守っていく宍戸さんのお姿がありました♪
@まと