様々な石碑に出会える場所である丸森町は、巨石も多い場所。
そのひとつで、町の天然記念物に指定されているのが「立石」です。
高さ12.5m、周囲は25mもあります!
この周辺で土器片が出てきたり、
天狗が踊ったという伝説が残っていたり、
地域の皆さんの信仰の対象であったと言われています。
これを聞いただけでワクワクしちゃいますね♪
日本一の道祖神とも言われ、
以前、立石ウォーキングツアーも開催したことも。
ツアーは、緑美しい季節でしたが、
木の葉が落ちて眺望が広がる秋~冬もオススメだよーと聞き、
山歩きの頼もしきキャプテンにご案内をお願いして、
@とみーとともに登って参りました♪
丸森の中心部から不動尊公園方面に行く道路沿い左側にある
「羽入集会所」を目印に、そこから山側に登っていきます。
ここに立石入口看板があります!
登っていくと左側に石碑が3基並んでいます。
その向かい側(右側)に広いスペースがあるので、
ここに駐車しましょう。
少し登ると立石行きの看板が。
レトロ調の矢印看板も愛嬌がありますね。
木道を通り、
開けた草原には、草もみじがキラキラ。
矢印に沿って進んで行きましょう。
見上げると結構、急な坂道。
ひと休みしながら、後ろを振り返ると、絶景が広がっていました!
真ん中に丸森城跡。
右側には丸森大橋。左にはうっすら丸森橋も見えます。
登り切ったところが中間地点「立石まで173m」の看板。
見上げたところに、
立石がちょこんと見えましたー♪
おっ!冬の山並みの眺望の中に、
「ナニコレ珍百景」の珍百景No.2071に選ばれた
○と描かれた「ミステリーサークル」も見えます~
その手前は❤型にも見えますね♪
「立石まで62m」
もうちょっと。
登り切ると大迫力の立石とご対面❤
大きーい!!
カメラフレームにもギリギリ。
見る角度によって、表情が違うのも魅力ですね。
こちらからはモアイ像にも見えます。
花崗岩の表面にはお花模様のような苔。
手を合わせて拝むだけでもパワーを頂けそうですが、
そっと触れてみましょう。
ここまでの道中の枝払いなどなど
安心して登れるのは、
地元の皆さんが大切に整備されているからですね。
ここから、さらに、
何となく道に見える、山道を登っていくと
スライスされたような巨石が!
左下にあるのは上から、ずり落ちたのでしょうか。
ハンバーガーのバンズのようです。
自然にできたものか、人工的なものなのかは分からないそうです。
この巨石の足元に寄り添うように、
「羽山大権現」様※が祀られております。
※丸森町文化財友の会発行「ふるさとの伝説」にも掲載されています。
ところどころで望むことができる展望の美しいこと。
「丸森のイチョウ」も見えました!(真ん中あたりです)
冬は、ついついお家にこもりがちだったり、
山歩きは、緑豊かな季節に♪と思っていらっしゃる方も多いと思います~
私もそうでしたー!が、
冬は空気が澄んでいて、葉が落ちた木々の枝は美しく
足元も草が生い茂ることなく、虫もほとんどいない。
やや肌寒くても歩いている体がほかほかになります~。
本格的な山登りは難しいけど、
山歩きはしたいなー、最近運動不足だなーという方には、
1時間くらいで往復できちゃう、この立石や、
半日あれば里山を満喫できちゃう丸森の低山はオススメです♪
移ろいゆく草花木の変化を観察したり、
水辺のせせらぎ、足元のふかふかの落ち葉、鳥の声、雲の流れ・・・
などを感じながら、
自分のペースで、余裕を持って歩けるのが里山の魅力ですね♪
とはいえ、、
これから雪が降ると、初心者は大変かもしれません。
自分が無理なく楽しめる範囲で、里山歩きを楽しみましょう♪
@とみー @りん
立石の後は、すぐお隣の小富士山にも登りました♪
それは次回お伝えしまーす!