今日は「庚申」の日です!
古くから伝わる信仰のひとつで、60日に1回(もしくは60年に1回)巡ってくる干支の「庚(かのえ)」「申(さる)」が組み合わさる時が「庚申」の日です。
庚申の日の夜は、眠っている間にその人の悪さを神さまに知らせる『三尸(さんし)の虫』が体から抜け出してしまうので、眠らずに夜を明かしていたそうです。
その信仰の名残を感じさせる「庚申の碑」が丸森町内にはたくさんあります。
2000を超す石碑の中で一番多いのが庚申の石碑だそうなので、地域の中に広く広まっていた信仰ということが分かりますね。
数ある中で一番大きいと思われるのが、不動尊公園にあります。
知らなかったら素通りしてしまう巨石には、文字と庚申の絵が彫られているんですよ。
三猿の「聞かざる」。
陽射しの加減や、石の湿り具合などで見えやすさが変わってくるので、よ~く目を凝らして探して見てくださいね♪
(場所は、2枚目の画像で指をさしている辺りから、やや右側です)
この庚申信仰、今は行っているところは少ないようですが関東の方ではまだ息づいている場所もあるそうです。
年に4回しかない、庚申の日。
いつもの夜も、少し意識を変えて過ごしてみるのもいいかもしれませんね( ˘ω˘ )
@とみー