4月も下旬の道すがら、まだ桜がキレイに咲いていたのでちょっと寄り道をすることにしました。
こちらは数年前に大内の歴史研修に参加した時に、西向の山の神さまとして教えられた沼端上山神社です。
鳥居に覆いかぶさるような桜は、葉っぱも目立ってきていますね。
その先にちょこんとお社が祀られています。
昔からの信仰で山の神さまは春になると里に降りてきて田んぼの神さまになると考えられていました。
この辺りは山から降りてくるとちょうど大内の里が見えてくる場所なので、そこに山の神さまをお祀りしたようです。
そして山の神さまが里に降りてきたことを知らせてくれるのが、桜の木なのだそうです。
下の写真は大内の別の場所の桜ですが、種まき桜として地域に親しまれています。
あの桜が咲く事が、山の神さまが田んぼにいらっしゃった事になるので、田植えの支度などを始める時期になったと教えてくれるのだそうです。
(写真は別日の撮影)
いきいき交流センター大内の裏手にある桜並木はすっかり葉桜になっていましたが、しっかり田植えの準備が進められていました。
田んぼの神さまはきっとそこにいらっしゃって、秋には美味しいお米を実らせてくれることでしょう♪
@まと