新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、例年行われていた阿武隈川清掃美化運動は今回は中止となりました。
しかし役場観光課と陸上自衛隊、そして公社職員で出来る範囲で清掃活動を実施しました。
いつもならば、河原に300人以上の参加者が集まりゴミの片付けが行われますが、今回のマンパワーはその1/10以下。
目立つゴミ、特にタイヤを中心に片付けを行いました。
このような特大のタイヤでさえも、河原の土深くまで埋められてしまっています。
数人がかりで掘り起こすのでさえ、かなりな時間がかかります。
昨年の台風19号で阿武隈川の水位は大きく上昇し、流されて来て残されたままのゴミもとても多いです。
そんな中、ウィルス感染拡大予防のための中止とはいえ、出来ればお手伝いいただきたかったのが本音ではあります。
それでもご協力いただけた陸上自衛隊の皆さまは、橋げたに溜めこまれた流木を片そうと、懸命の作業です。
作業終了時刻にはすっかり取り払われてキレイになりました。
しかし今回のゴミの多さから、やむなく残すことになってしまったものもありました。
川辺の土手に立つ木に絡みついてしまった流木。
このようなものが至る所にあるのが現状です。
それは同じく、丸森の町の中でも未だに手がつけられずに残されています。
復旧や復興は一日にして成らず。
出来る事を少しずつ積み重ねて、元の美しい丸森にまたお客さまを呼べるようにしていきたいです。
@まと