普段何気なく通っている道に、丸森の“むかし”が垣間見えることに気づきました。
県内一早く咲くとして知られている神明社の前の道路。
この直線道路は、齋理屋敷など町の中心部へ来るには必須の道なので通ったことがある方も多くいられると思います。
この道はその昔、大きな岩でふさがれていて迂回しないといけない道だったというのです。
今となっては想像できない風景だったのですが、その片鱗を垣間見える瞬間がやってきました!
反対車線から逆方向を向くと左手に大きな岩盤が見えるではないですか!
建物の建て替えに伴い、かつて一繋ぎだった岩の片方が良く見えるようになっています。
上の画像でお気づきの方もいると思いますが、道路に面した部分は木々が茂っていますがいつでも見えていて「なんでこんなところに岩があるんだろう?」と感じたことはありましたが、神明社側と繋がっていたとは想像できませんでした。
60年前にこの大岩をダイナマイトで発破する様子を見ていたのが、神明社を後ろに構える”大槻館”のご主人。
現在は素泊りの宿「SANGE」を営んでいます。
幼いころに行われた工事の様子を覚えていて、お話を聞かせてくれました。
今となっては見えづらくなっている姿も、よく目を凝らして思考を巡らせてみるとスーッと見えてくることがあります。
そんな”今”と”昔”を探しながら、地域の人と触れ合う旅も面白いですよ♪
@とみー
おまけ
モンスターが潜んでいそうな雰囲気だった神明社。