「シルク和紙を作っている船山達子さんのお宅に見学者を案内してもらえる?」と、突然のご用命を承ってしまいました。
案内を希望している方はなんとハワイからわざわざ丸森へやってきたそうです。取り急ぎ、水先案内人として船山さん宅へお連れしました。(中央が船山さん、左がデビッドさん、右がステージ―さん)
送り届けたらお役御免しようかと思ってましたが、せっかくの機会ですので私も見学させていただきました。
なんとお孫さんもシルク和紙の制作中でしたし♪
和紙を漉く設備はお父様の頃から使用しているそうです。和紙は漉く人も少なくなっており、それらの道具を直せる人もアテが無いのが現状です。続けるということだけでも大変な苦労があります。
でもそのおかげで、海の向こうの方にも目に止まることがあります。不思議とつながった縁が苦労を癒してくれますね♪
せっかくなので作ってみたら?という船山さんのご好意もあったので、シルク和紙漉きにチャレンジするデビッドさん。
そして私も体験させていただきました♪
シルク和紙は厚さを出すためには、何枚かを重ねるそうです。その際にはこのように紅葉などを挟むこともできます。
そしてこれを乾かす方法が目からウロコの画期的なもの!なんと車の窓ガラスに貼りつけておくのです。
天気が良い日ならば、車を走らせる前には乾いて出来上がり!素晴らしい発想♪
(※車のフロントガラスなどに物を貼る際は、法的規制がありますので運転時にはご注意を!)
出来上がったシルク和紙、シルクを入れると普通の和紙より光沢がでます。デビッドさんがその光沢をshinyと話ていたのがとても印象的でした♪
船山さんのお宅での体験をご希望の方は事前にご連絡ください(090-5833-8164/阿部)
お気軽にシルク和紙漉きの体験をしたい場合は、齋理屋敷で丸森町生活研究グループさんが定期的に行っておりますので、そちらでどうぞ!
齋理屋敷 シルク和紙漉き体験(丸森町生活研究グループ)
開催日:毎月第3日曜日 10:00~14:30
体験料:しおり作り 500円(入館料は別途)
@まと