丸森町大内地区には全国でも珍しい地名があります。その地名は「七夕」。
そこには七夕神社が祀られていて、古くから七夕についての言い伝えが残されています。
こちらがその七夕神社です。
七夕といえば彦星と織姫(牽牛と織女)。織姫といえばはた織。
はた織りはかつて養蚕が盛んだったこの地では、農家の女性にとって大切な
お仕事のひとつでした。そんなはた織りの伝統と技術を伝承し続ける
「佐野地織保存会」もまた大内地区にあります。今回はその七夕とはた織りを
体験するスペシャル企画ツアーです!発起人はこの方!
大内で地域おこし活動に携わっている阿部倫子さん♪通称、りんさん♪
企画立案・準備のほぼ全てをご自身で行っており、我々はそのサポートとして
今回のツアーを催行いたしました。
そんなりんさんの熱い思いを乗せた七夕ツアー、出発です!
今回も大内の物知り博士、鈴木悦郎さんにガイドをしていただきました。
バスでの道中は絶えることのない大内・丸森トークを存分に楽しめましたよ♪
今回は仙台からのバスツアー。いきいき交流センター大内からの参加者を乗せて
まずは旧国鉄時代からある七夕バス停へ。国道113号沿いなので、ここではバスからの
見学です。バス停はこのツアーのために地区の方に七夕飾りをしていただいてました!
続いては八重垣神社へ。この八重垣神社は次に向かう七夕神社と天王川
(正式名称は伊手川)を挟んだ場所に立っています。そしてこの神社は
きゅうりの神様でもあるそうなのです。なのでこの神社の氏子さんだった人たちは
きゅうりを生涯口にすることはなかったそうな・・・。
(八重垣神社と七夕神社については以前のブログ ふるさと大内 史跡めぐり② も
ご参考にしてください。)
八重垣神社の前を流れる天王川(てんのかわ)。つまり天の川に見立てられていたんですね。
昔より水量は減ってしまいましたが、それでも清らかな水の流れが心を和ませてくれます。
次は七夕神社へ。七夕神社は斎藤さんのお宅の前を通らせていただきます。
目に飛び込んできたのはこちらも色鮮やかな七夕飾り!七夕地区の皆さんの力の入れようが
伝わってきますね♪
そして参加者の皆さんに短冊に願い事を書いて下げていただきました♪皆さんはどんな
願い事をされたのでしょうか?
短冊を下げ終わったら、たくさん準備をしていただいた七夕地区の皆さんと記念撮影♪
賑やか・華やかになった七夕神社の神さまも、きっと願い事を叶えてくれるでしょう!
後半は織姫きぶんが楽しめるはた織り体験へGO!
@まと(photo byとみ、みぃ、エリカマン@地域おこし協力隊、まと)