齋理屋敷の新館1階はクリスマスコンサートなどが行われるお馴染みの場所です。
では2階は?と、なんとなしに階段を上がってみることにしました。
新館2階にはその洋風な建物を彩る装飾として、ステンドグラスがあります。
少し暗い部屋にあると、光が差し込むステンドグラスはなんともいえない存在感です。
そして2階のメインの展示は、昭和の丸森の町並みを再現したジオラマです。
これが当時の齋理屋敷。
ミニチュアですがとても精巧に作られています。
そしてこの町にはなんと夜が来るのです。
すっかり暗くなった夕闇の中でもまだ働くお馬さん。
さて、1階に下りてきてまたもやふらふら。
窓から差し込む冬の光は、優しくて日向ぼっこにピッタリですね♪
そんな中、視界の先に見つけた1枚の絵画。
なんだろうと近づいてみると、玉田さんという仙台市にお住いの中学生が描いたものでした。
そしてそれは、居宅の吹き抜けを描いたものでした。
なんと、第12回東北の建築を描く展で中学校の部の学長賞(準大賞)をいただいているそうです!!
作者である玉田さんは、この吹き抜け構造を見上げた時の光と影のコントラストにとても感動されたそうです。
上の写真は、そんな吹き抜け構造の2階から見下ろしたものです。
現在開催中の企画展「齋理の歳迎え」の収蔵品を真上から眺めてみました。
描いてもらった絵画から伝わる、居宅の構造が生み出す光と影。
企画展ともども、ご覧になってみてください♪
@まと(photo by とみー、まと)