9月22日、耕野地区に農業研修で来ているザンビアの方が、あがらいん伊達屋さん と いなか道の駅やしまやさん でザンビアの主食「シマ」のお振舞をすると聞き、行ってまいりました!!
11時から調理を始めると聞いていたため15分程前にあがらいん伊達屋さんに着きましたが、既に作業が始まっており4~5品付け合せというべきか、おかずというべきか なものが出来上がっていました!
男性、女性それぞれ2名ずつ4名の方が研修に来ており、みなさんとあいさつをした後見学させていただきましたが、作業をされていたのは女性のみ・・・
男性にお話を聞くと「シマを作るには力がいるから、手伝うよ!」との答えが!
力を必要とするときになったら、男性が手伝ってくれるんだ!なんて頼もしい!!
と思ったのはつかの間。よくよく聞いてみると、やはりザンビアでも主に調理するのは女性で、男性は台所に立たないんだとか・・・
しばらくすると男性2人は、あがらいん伊達屋さんの店番へと行ってしまいました。
そして、日本の男性陣も居なくなっていることに気付き外に行ってみるとノンアルコールで飲み会が始まっていましたよ!笑
そして肝心の「シマ」はというと、とうもろこしの粉にお湯を入れてお好み焼きや天ぷらの衣の様に混ぜ混ぜ・・・
それを沸騰したお湯の中に投入し混ぜ混ぜ・・・
ポコポコしてきたら、水分が飛ぶまでしばらく火にかけたまま放置!
そして待つ間にもう一品!!
日本のかぼちゃは甘くておいしい♪ザンビアにもかぼちゃはあるけどもっと水っぽい感じで、実よりも葉っぱや花の方をよく食べるんだよ!
との話から、かぼちゃの葉っぱ料理を急遽してもらうことに☆
まずは、フキの筋を取るように葉っぱの筋を取り、花は花びらのみにしていきます。
そして、千切りのように細く切っていきます。
ザンビアにはまな板がないので、写真のように手でまとめて持って切るんだそうです。
見ていると手を切りそうでサワサワしてしまいましたが、「小さい頃からこうやって切っているから、手を切ることはないよ」と笑っていましたよ(*^-^*)
後は炒めて味を調えたら完成!!
そうしているうちに「シマ」の方も良い状態になってきて、最後の練り上げ(?)作業へ!
私もやらせていただきましたが、なんと言ったらいいんでしょう?お餅のような・・・食べ物なのでこんな表現はどうかと思いますが、粘土質の泥のような・・・とにかく、モタッと重たくなった状態のものを木べらで混ぜ混ぜ・・・数回でギブアップ(>д<;)
う~ん、これを毎日やっているなんて・・・ザンビアの女性はすごい!!
蒸しパン のような がんづき のような感じになったら火から下ろし、お皿を使って適当な大きさに小分けにしたら完成!!!
出来上がったものを伊達屋さんのテラス席へ運び、Let’s 試食会!!
の前に、「食べ物を食べることができることへの感謝」のお祈りをし、いざ試食!!
始めに食材の取り方と食べ方のレクチャーを受け、みんなでいただきました♪
まずはシマを少し(親指の一関節分くらいでしょうか?)取って小さくまとめ、水分が少ないものはそのまま一緒に食べ、水分が多いものはシマの真ん中を少しくぼませそのくぼみにすくうようにして食べるんだそうです。
そんなこんなをしているうちに、「やしまやさんでもお客さんが待てるよ~!!」との連絡が入り、やしまやさんへ急いで配達!やしまやさんでお待ちのお客様にもお楽しみいただいていましたよ。
おまけの一枚★
その頃の とらお駅長!
雨が降ってきたため、デッキの濡れない場所でお昼寝してました♪
@みぃ